畑と牛と要相談。~十勝清水の農家のブログ~
日々の出来事、読書の軌跡等を記した雑記帳です。
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つなぎ時々スーツ

Author:つなぎ時々スーツ
「食べる喜び、つくる喜び」を提供する会社をつくって、北海道農業を世界に誇れる産業にすることが目標。現在は縁あって札幌の建設(環境)コンサルで働くかたわら、中小企業診断士試験の2011年度試験一発合格を目指して、夜な夜なスタバで勉強する日々。夢は「平成の渋沢栄一」と言われるようになることです。



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TTPの件。
農業界を中心になかなかの反響ですな。
http://www.tokachi.co.jp/news/201010/20101022-0006973.php


TTPが締結されると、
確かに十勝の農家を中心にやっていけなくなるだろう。

今までの延長線上では。


でも、生き残る農家も案外いると思う。

特に野菜農家。

契約栽培やネット販売など、
顧客を見据えた生産活動を行っている農家を中心に。


じゃ、どーゆー農家が淘汰されるのか。

米、小麦、大豆をはじめとして、補助金や価格支持によって
守られた作物に傾倒している農家。

うちの実家も然り。


ぶっちゃけ、本気で農業の再興を図るならば、
TTP締結くらいの荒療治は必要だと思う。

じゃないと中央依存体質から脱することはできない。

「現場を知らない中央の連中に頭なんて下げてられっかよ。」

と、思わないのが不思議でならない。


それに、GATTウルグアイラウンドのあたりから、
貿易自由化の流れが国際的に加速することは分かっていたはず。

あれからもう20年近く経つのか?

20年あったら、そーとー色んなことができるっしょ。

うまく時代の波に乗れば1兆円の企業作れちゃうよ。
設立後20年で1000億円を突破している企業なら結構ある。


「農業は日本の食生活を担っており・・・経済というモノサシで語れるものではない」

なんてキレイなセリフもたまに聞こえてくるけど、
実際問題、日本のGDPが約500兆円であるのに対して
農業の生産額は約8兆円。
対GDP比で2%だ。

それが日本経済に占める農業の地位。


そして国産の割高な農産物を買い支えているのは誰か。

紛れもなく農業以外の経済活動によって生活している人々だ。


日本農業を守っているのは、農協や農水省ではなく、
GDPで言うところの残りの98%の経済活動と考えることはできないだろうか。

貿易自由化によって日本企業の経済活動が活発になり、
収益力が増すことによって、日本で働く人々の給料が増え、
国産農産物に対する需要が増える、
そんなシナリオが描けるのではないだろうか。


貿易自由化は日本農業にとってもチャンスではなかろうか。


過去の農産物の輸入自由化、
オレンジのとき、牛肉のときはどうだっただろうか。

みかん農家はオレンジとは異なるポジショニングを確立し、生き残っている。

小規模な肉牛農家は淘汰されてしまったが、
大規模化を図り、生き残った肉牛農家は法人化し食品メーカーと直接取引するなど、
強固な経営モデルを築いている。

壊滅的な影響が危惧されていたが、ちゃんと生き残ったじゃないか。




反対運動に一生懸命になったところで、問題の先延ばしに過ぎない。

時間と労力とカネの無駄。


「pptだかTTPだか知らないけど、貿易自由化なんて大したことないっ!どんとこいや!」

そう言える農業を確立する方が先決ではなかろうか。


先手を打って、貿易自由化に耐えうる農業を築こうや。

きっとその方が未来は明るいって。



最後に、

「現状維持はすなわち退化である。
常に外部環境に対応し進化し続けなければいけない。」

どこぞのお偉いさんの言葉より。
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