畑と牛と要相談。~十勝清水の農家のブログ~
日々の出来事、読書の軌跡等を記した雑記帳です。
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つなぎ時々スーツ

Author:つなぎ時々スーツ
「食べる喜び、つくる喜び」を提供する会社をつくって、北海道農業を世界に誇れる産業にすることが目標。現在は縁あって札幌の建設(環境)コンサルで働くかたわら、中小企業診断士試験の2011年度試験一発合格を目指して、夜な夜なスタバで勉強する日々。夢は「平成の渋沢栄一」と言われるようになることです。



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十勝型GAP
いや~、知らなかったでや。

地元の農協でもGAPの取り組みを昨年から進めているのね。


いま十勝では「十勝型GAP」なるものを推進しているようだ。

去る10日にその説明会があったみたいで、
その資料をもらいに農協に行って話を聞いてきた。


で、十勝型GAPの取り組みの背景としては・・・

買い手(イオン、生協・・・etc)からGAPに取り組むことを求められている。
個別にそれぞれの適合基準に合わせていられない。

かといってJGAPの認証を取るのは、
多くのめんどくさいことに取り組まないといけないし、経費負担も大きい。
すなわち、全ての農家に普及させるのは難しい。

あと、十勝の作物にはど~も適合していない感じ。

じゃぁ、どーしよーか。
みんなが取得できそうなレベルのGAPを作って、
十勝で一丸となってGAPに取り組んでいるオーラ出そうぜ!

てな感じのようだ。


十勝型GAPの存在に気がついてから、
「きっと、そんなもんだろな~」とは思っていたけど、本当にそうだとは。。

農協サイドの
「どーせ、農協としてJGAPを推進したところで、
個々の農家はやれない(やらない)でしょ?」
というスタンスが見え隠れしとる。


しかも、十勝型GAPは認証制度として確立されている訳ではなく、
あくまでも十勝農協連による自主的な「取り組み」のようだ。

十勝管内では、まだ取り組んでいない農協も多く、
仮に認証制度になるとしても数年後らしい。

ちなみに内地では府県レベルでGAPを認証する制度があるようだが、
道庁は取り組む気がないようだ。

「食の安心・安全に取り組みます!」っていうなら、
全道的にJGAPの認証取得に向けて動くべき。

JGAPへのステップアップ認証として道認証をつくるとか。



まぁ、十勝型GAPは予想通り「そんなもん」であることが分かったので、
うちの農場としては、当初の予定通り
JGAPの取得に向けて取り組みを進めていこうと思う。

元々、今年については農場の運営管理の計数化を図って、
事業戦略や計画の立案の基礎資料となる情報を体系的に整備したり、
農場マニュアルのようなものを整備したいと思っていたので。

なので、適合基準を参考にしながら、
日々の仕事を通じて少しずつ適合基準に合うように
農場の運営管理を改善していこう。

来年、2012年度の認証取得を目標に。

JGAPに関して、オヤジも多少なり理解のある人でよかった。
二人三脚で取り組んでいけそうです。


十勝管内でも池田で個人認証を取った人がいるみたいなので、
ヒマがあるうちに話を聞きに行かねばならない。
http://www.tokachimail.com/ikeda/backnumber2010.php?d=20100722
(2010.7.14の記事)

誰か一緒に行きませんか?笑



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支援物資と兵站と。
被災地では物資が不足しているという。

一方で全国各地から物資を提供する動きが活発になってきている。



メディアは「足りない」「○○社が提供した」という
単発の情報を大量に流しているが、

今、本当に必要な情報は
・ 何が
・ どこで
・ どれくらい
必要なのか。

さらに
・ 何が
・ どれくらい
・ どこに集まっているのか

そして、
・ 誰が取りまとめて分配しているのか
・ いつ届くのか

ではないか。


きっとこれは軍事用語でいうところの「兵站」という考え方と同じだろう。
現代のビジネス用語でいうところの「ロジスティクス」だ。

つまり現在、兵站が機能していないということに他ならない。


自衛隊の隊員を各避難所に配備し、
通信インフラに依存しない衛星電話を用いて通信手段を確保すると共に、
現地の状況(必要物資とその量及び輸送経路)を把握・集約する。

その情報にもとづき、必要な物資を集め・的確に各避難所へ届ける。

そーゆー動き方をしなきゃいけないはず。

自治体の要請を待っていたんじゃ遅い。
そもそも自治体の機能は平時を前提に構築されていて、有事には適応していない。

これができるのは有事のプロである自衛隊に他ならない。


自衛隊の機能が如何なく発揮されることを切に願う。



今後の予定。
震災が起きてからというもの、徐々に被害の状況が明らかになるにつれ、
その被害の大きさが想像をはるかに超えている現実を思い知らさせられる。

そして、福島原発の動向が気になります。


さて、そんな震災の動向からすればちっぽけなものではありますが、
本日をもって今の会社を退社しました。

1年半もいなかったので、「早っ!」って思う人も多々いるでしょうし、
色んな受け止め方をされるとは思います。

期待半分、心配半分。

温かく見守ってやってくれると幸いです。


ただ俺自身、今の会社にいたおかげで、やっと視界が開けたかなと思います。

もしかしたら大学のときからそうだったのでしょう。
自分の殻に閉じこもって、「やれない、できない」と言い、
好きなことだけやってきたのかもしれません。

最近になって、やっと分かったこと。

「やりゃ、できる。」

一般社会もそれ以上でも、それ以下でもないのだと。

やってみること。
人一倍のことがやりたかったら、人一倍の経験を積むこと。

まずはそこからだと。

今度は真正面から農業ってヤツと向き合ってみようと思います。
目指すはブルドーザーの如く正面突破です。


そして、よ~やっと地に足が着いた。
こんなに静かで落ち着いた精神状態も久しぶり。

ず~っとフワフワして地に足がついていなくて、
何か違和感のある状態が続いていた。

明らかに声のトーンがおかしいというか、
「妙に落ち着いている割にはアツい俺はどこへいった!?」
状態だったので。

今度は大丈夫、なんかそんな気がしています。


今年一年に関しては、
農業の現場ってやつを自分なりにきっちり経験しようと思います。

まずは自分の軸ってやつをしっかりと据えようと思います。

社会で通用する自分なりの軸がなかったら、
何かをしようとしても空回りするということを
身を持って経験したので。

なんといっても、
農業経営のハンドルを握れるようになって、
経営を法人化して、
新たな十勝型農業モデルとしての企業的農業経営を
実現しなければならない。

そのためには一通りのことを、
自分なりに出来るようにならないといけない。

なので春からはガツガツ仕事に打ち込みます。
週80時間労働のノリで。

やりゃできる。Do it!!俺。

===

以下は今後の予定について自分の志向回路の整理。

17日 カローラに詰めるだけ荷物を積んで、清水へ
   荷造りを8割方終わらせておく。
18日~21日 実家にて仕事
22日 (帯広で用足し)、帰札。
23日 荷物積み込み・運搬
24日 部屋の掃除、会社の送別会
25日 諸々の手続き、カギ引渡し

ざっと、こんなとこかな。


バタッバタだけど、やるっきゃない。



和郷園、木内社長。
昨日、和郷園の木内社長の講演を聴きに行ってきた。


なんつーか・・・彼は農家じゃねぇ。

実業家ないしは起業家といったほうが正しいかもしれない。


「顧客」
「我々」
「イノベーション」


講演の中でこれらの単語を連発していた。

農家でこの手の単語を連発する人に出会ったことがなかっただけに、
講演を聴いていて久しぶりにワクワクした。



それから、もうかれこれ3年近く温めている、
市場開拓~品種改良・技術開発~生産~供給を一体的にやる農業会社を
つくるというプランというか夢。

この発想・方向性はあながち間違ってはいなさそうだ。

あとはこれを実現する方法論の問題。

木内氏をはじめとして、諸先輩方がどんな行動を積み重ねたことによって、
想いを形にしてきたのか、これを積極的に学び取り、実践すればいい。

そしてそれをどんどんやって初めて、
就職活動をやっていたときに描いていた自分自身のビジョン、
「夢をカタチにする経験、企業の成長過程の経験を積むことで、
自分や他の誰かが思い描いた夢や理想を現実にすることができるような人」
になれるのかもしれない。

下手に周りに合わせる必要なんてない。

俺は俺のスタンスを貫けばいい。
自らの志・夢の実現に向かってシンプルに行動すればいい。

世の中やったもん勝ちだ。



以下は講演メモ。参考まで。

===

・ 他にやりたいことがなかったから農家になったのがスタート

・ まず感じたことは「時代から取り残されている」ということ
 とくに流通面、農協をはじめとする既存の流通モデルは、
 需要>供給の時代には最強のモデルだったが、
 現在は需要<供給にシフトしているため、時代にマッチしていない

・ そこで「新たなニーズをつくる」方向に舵を切った

・ 多様なニーズに応える、マーケットインの発想で

・ 消費者からみて、従来にないモデルをつくる
 オーダーをいただいてからつくる→産直に取り組むようになった

・ 農業は製造業と同じ
 違ったのはオーダーをもらわらなくても農業がやれたこと

・ マーケットの半歩先の規格を提供する
 そのためには異業種連携、異業種交流が必要

・ 千葉は新鮮な野菜を首都圏に供給できる
 そのため、北海道と違って手作業がメインの生産モデル

・ 和郷園は専業農家のグループ
 「和郷園」ブランドで売るために品質を統一している、
 また、新需要を作ることを意識している

・ 株式会社OTENTO(直営の小売店)はテストマーケティングの場所

・ 和郷園の経営スタイルは「マイクロ経営」
 投資・企画は各事業部に裁量をゆだねている。毎月決算、タイムリーに戦略を構築・実行

・ 土づくり・・・施肥設計ソフトを独自に開発して管理

・ 過去の失敗から取引先は1社に対して2割以上依存しないようにしている

・ GAPは農産物の価値を上げるために取り入れた
 経営の合理化に結びついた。
 儲かっている農家=農場がきれい

・ これからは川中、川下産業を巻き込んだ垂直統合の時代
 これによって供給のイニシアティブを取る

・ 北海道は半製品供給のポテンシャルが高い

・ 経営はセンス

・ これからは農家合併の時代

・ リーダーシップ以上に、戦略的なフォロワーシップが必要


===

それから、以下はパネルディスカッション時に
北海道中小企業診断士会のお偉いさんの発言からメモ

・ 農業経営は製造工程が見えにくい

・ 計画を立てると目標が見える

・ 「見える化」しないと経営にはならない

・ 診断士を使ってね。




春のうちにやっておきたいことリスト。
実家に帰ってから春のうちにやっておきたいことを、
洗い出してざっと整理してみた。


<経営>
・ 作物別原価計算・損益分岐点分析を行う
・ 株式会社化のメリット・デメリット、タイミングを整理する
・ 6次産業化対策事業の内容を把握する
・ 畑作農作物の供給先を洗い出す
・ 若牛の販売先を洗い出す

<運営>
・ 工具板をつくる
・ 事務所を設置する
・ 農作業WBSを作成する
・ 地域の人の連絡先(携帯電話)を入手する
・ 気合の入る農作業着を調達する

<技術>
・ 若牛&仔牛の見方を学ぶ
・ 牛の毛刈りの仕方を覚える
・ 牛の発情&受精のタイミングを覚える
・ 飼料・配合設計をする、給餌の加減を覚える
・ 堆肥を極めている農家を視察する
・ トラクターに目見当をつけるための改良を施す
・ 施肥設計をする



ざっとこんなもんか。

「あれもやりたいな~、これもやりたいな~」と頭の中で
モヤモヤしていたのがスッキリ。

今度実家に帰った際に、
オヤジとタスクを共有してスケジュール組んで、
ガツガツ取り組んでいこう。






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